昨日に引き続き、もてぎ最終調整となる走行が行われました。
今日12日はA,B両チームも参加、大変な混雑の中、梨塾レーシングの面々は転倒も無く順調に調整が行われ、スーパーラップも飛び出しました。
以下、塾長のコメント
8月10日〜12日間、梨本塾レーシングにとってはもて耐前最後の練習走行が 行われた。
3耐、なし耐を経ていよいよ本戦へと向かうこの時期には、 重要な意味を持つスポーツ走行だったが、収穫の多い結果となった。 まずCチームはとし、キッシー、みやがそれぞれ走行。
としは仕事の都合上1日しか走れずタイム計測も不可能。
なぜだと聞くと「ナシモトさんにストップウォッチ貸したじゃないですか」と言われる。
もちろんオレは覚えていない。まあおよそ12秒くらいではないか、 とのこと。キッシーは3日間すべてを走りきるものの、タイムは今ひとつ伸びず
12〜14秒台での走行。月曜日の朝イチ走行後「これから仕事です」とR6を ぶっ飛ばして帰るという凄まじいバイタリティは健在なので、今後に期待だ。
Bチームはジャックが日曜日に12〜3秒台と自己ベスト(11秒台)更新はならず。 しかしマンジが気合を入れベストタイムを更新、10秒台に入れる。
これでAチーム以外で10秒台をマーク出来るようになったのは二名となった。
そう、前日にCチームのみやが自分のロッシF4Sで10秒台のベストを更新していたのだ。 ここまで沈黙をかぶっていたワタンベも自己ベストを更新。19秒台にまでタイムを上げたが、
その翌週あわや大転倒というデンジャラスなシーンを最終コーナー立ち上がりで演出。 全員が見守る中での無言劇に一同青ざめ、のちに大爆笑。ことなきを得たワタンベはしかし
「あれで完全にビビってしまった」とそれ以上のタイム更新は果たせなかった。
さてAチームはわきちが決勝仕様車、カイがイトー車(マフラー、ファイナル等ノーマル)に 乗り、一緒に走行してタイムアップを目指す。ここまでベストラップでカイに約3秒の穴を
開けられているわきちは必死になってその穴を埋めるべく走行。
今回から24Lタンクが 装着され、それをわざと満タンにしての重い重い走行(単純に今までの満タンよりも7キロ ほど重くなる計算・・・)だったが、徐々にマシンにも鳴れて7秒〜10秒台で走った。また
カイは前回の3耐で自信を得たのか、6秒〜8秒で安定した走行。 「6秒アベレージは夢ではない」とF1レーサーのようなコメントを残す。
走行終了直前、上手にランデブーする形になった二人はこの日のベスト、6秒台を マーク。スポーツ走行は予選などと違って緊張感をまったく持たずチンタラ走る奴が
かなり多いので、そこでのこのタイムは上出来だ。いよいよ本戦への予選に期待が 高まった。
さて、Cチームのみやはこの日一人で何本も何本も走った。 見ていてもGSXR750に大分慣れた様子で、最終コーナーの立ち上がりなどは
わきちやかいとほとんど遜色がなかった。あれでなんでタイムが出ないのか不思議で しょうがなかったのだが、その数周後、やってくれた。
2分8秒0。
いきなりGSXR750でのベストラップを6秒近く更新してしまったのだ。 いくら空いている走行枠と言っても、CチームのGSXR750はマフラーを含めて完全な
ノーマル車両だ。
それでこのタイムは立派以外の何者でもない。ちなみに去年もて耐に チャレンジしたわきち、かい、マンジのR6(今回のCチームのノーマルGSXR750とほとんど
同じような戦闘力だ)でのベストはそれぞれ2分9秒台、9秒台、14秒台、というものだった。 それを考えるとみやはかなりのレベルアップを果たしたことが分かる。
これによってとし、キッシーが触発さることは間違いなく、Cチーム全体のレベルアップにも つながるはずだ。
果たしてBチームを上回ってしまうのか。はたまたAチームまでをクイモノ にしてしまうのか。躍進凄まじいCチームの活躍は梨本塾レーシング内での下克上にも
嵐を巻き起こすこと必至だ。
で、オレはどうなったかというと。
「混んでてどうのこうの」「タイヤがどうのこうの」「マシンがどうのこうの」 と言い訳ばかりをするようになった現代の情けない偽レーサーどもを尻目に、しっかりと
フル満タン、2時間仕様タイヤで
1分59秒8
をマーク、たぶんこの日のトップタイムをマークして無事走行を終えた。24Lタンクでの 操安性に若干の違いが見られたのでその辺をセッティングしなおした後での結果だった。
お手伝いさん、ヘルパーさん、ツアー参加者のみなさん、準備はよかですか?
「梨本塾レーシングもて耐チャレンジ」
宿舎決定!!
暑いですねこんにちは。
昨日は一時間半も走って筋肉痛ですが、 今までは二日後に着ていた筋肉痛が 一日後にくるようになって嬉しいイカです。
マフラー交換の威力も体験し非常に有意義な走行でした。
さて、来週のもて耐本戦へ向けての 梨塾レーシングがまさにその身と運命ををゆだねる母屋となるべき宿舎を 多数の候補の中から厳選、淘汰し、
これだというひとつをついにチョイスすることに成功しました。
チョイスするにあたってはさまざまな要素から検討されましたが やはり、梨塾レーシングとして最も必要なもの、 ふさわしいものと考えた場合
宿主(社長)の学歴、
そして国際性
ではないかという結論に達しました。
しかし茂木は誰がナント言おうと田舎町。
私たちの要求にこたえられるような人材をもつ宿など存在しないのか…。
もてぎ観光マップ片手に絶望感にくれながら百回を超えるほどダイヤルを押したその先に、それはありました。
運命を感じました。
「民宿たばた 社長」
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社長経歴
昭和27年10月10日栃木県茂木町生まれ。
早稲田大学理工学部卒後、カリフォルニア大学に入学。
7カ国語を駆使し、米国、フランス、ブラジルなどに多数の友人がいる。
また、地元の人々との交流も大切にしつつ、 オリジナリティあふれる 民宿経営を行っている。
一泊二食付き ¥5800
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探していた宿が、見つかりました。
最重要視した、社長の学歴と国際性のために
クーラー(英:Air conditioner )という設備さえ犠牲にしました。
全ての用意は整いました。
イカ得意の外交手腕で扇風機も大量に用意させました。
あとはライダー、クルーが社長の人柄、精神に呼応し、答えを出すのみです。
それともうひとつ、睡眠薬とアイスノンを三日分用意するのみです。
ご安心下さい、一応男女別部屋です。
民宿たばたHP
地図
もてぎよりの道のり
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