Q：渋滞キビシイ首都高を一番速く走れるのはドレですか？
VTR1000の８耐優勝車。
Q：トミンを一番速く走れるのはドレですか？
RC211V。
Q：素人衆にオススメなのはドレですか？
なし。
Q：Ｖ５はＶ５で発売されないんですか？（悪）
バカバカしいなと思いつつ、きちんとHRCの方に伺いました。 「やはりコストが。現実的に売れる見込みがないとちょっと・・・」 という回答を得ました。
Q：なんとか土手マンで走ってもらえませんか？
土手マンとは東東京を走る流麗な荒川、その河川敷にかつて存在した、足立葛飾板橋 北区民あたりの80年代の走り屋たちの聖地、ということでよろしいんですよね？では お答えします。土手マンそのものをまず修復してください。
Q：来年のもて耐のファイティングマシーンはどれですか？
希望はRC211Vですね。GSXRは原チャリ以下になるでしょう。
Q：オレたち一番乗り隊！！での試乗会はいつですか？
署名が1万人分くらい集まったら俺が直訴してみます。
Q：「もて耐ファイナリスト」の僕がV5にもてぎで乗ったら ひょっとして2分切れますかね？（栄光を引きずるの大好き）
まず3分をきれないでしょう。すでに様々な媒体やWEBに「RC211Vが乗りやすい！」と いうコメントが数多くありますが、俺も含めてその乗りやすさはレーシングスピード などという次元のものではなく、例えば市販車で常磐道を１２０ｋｍ／ｈで走るより も遅い速度で走って「乗りやすい」と言っているだけです。俺は各媒体テスターたち のタイムを計りましたが、2分20秒以下で走れた人は3人に満たないのではないでしょ うか。2分30を切って走る人が1割、他はそれ以下だったはずです。
Q：RC乗ったあとのNSRって、やっぱ過去の遺物なんですかね？
今日のトーチュウで遠藤智氏が「カミソリのようだ」と書いていましたが、まさしく その通り。少なくとも俺にはまったく過去のものではなかったです。鈴鹿のストレー トを５００で走ったのははじめてでしたが、レーサー感という意味ではピカイチでし た。
Q：あのＲＣ２１１Ｖの進入カウンター、あれって特性が許すからできるもんなんで すかね？ それともやはり腕？でもSLよりFTRのほうが流しやすかった、ということは…？
俺のリヤタイヤにはエブリタイム磁石がついているかのように、なんの挙動も示しま せんでした。つまりあれは特性ではなく神業です。
Q：東京から栃木まで何秒で行けますか？
ムジェロで徹（宇川）が出した最高速は３２４ｋｍ／hです。栃木までは約８０ｋｍ ですから１／４時間ということで最高速の単純計算なら15分以下。まあ交通事情を含 めて可能な時間は20分から25分というところではないでしょうか。
Q：トミンで最低何秒出せば乗れるようになりますか？
トミンしか走ったことがない人は乗れるでしょうが、自分のバイクより速く走ること は絶対にできないでしょう。
Q：ボブ・サップとどっちが強いですか？
あの恐竜も２１１Vにひかれれば即死でしょう。
Q：女性でも乗れますか？というか、乗りこなせますか？
乗るだけなら乗れます。スタートゴケは必至かもしれませんが。
Q：乗るために特に鍛えるべき身体能力（腕力とか腹筋・背筋とか）があれば教えて ください。
全身全霊を鍛え上げてもまだ足りません。俺は今日、死人ライクな筋肉痛に見舞われ ています。特に首がひどい。
Q：ヤマハやスズキのＧＰマシンに慣れた人たちが乗っても、すぐに乗りこなせるも のなんでしょうか？それとも慣れるまでかなり時間がかかりそうですかね？
これはホンダ、ヤマハ、スズキというメーカーの問題ではなく個人の能力の問題で す。
Q：何ハヤブサ（HYBS)ですか？
何ハヤブサ、というのはつまりこれまで我がHP、スタンダードスピードに存在した速 さの基準単位のことですね？例えばカップヌードルを1分で開けてバリバリ食べるの は２HYBS、トミンの25秒台は３HYBS、常磐道３００ｋｍ／ｈは１HYBSということです が、そういう意味合いでいくとまずHYBSという単位そのものが暴落したと言わざるを 得ません。つまり今日RCVという速度単位が発生してしまったわけですから、それを HYBS換算するととんでもないインフレとなります。１RCV＝HYBS二乗です。
Q：「最新のレーサーは乗りやすい」と良く言われているようですがほんとですか？
「ゆっくり走った乗りやすさ」と「限界付近での扱いやすさ」という評価軸が混同さ れている気がします。NSR５００という究極のレーサーマシンを「乗りやすい」と評 価できるのは、鈴鹿で2分一桁台で走れるライダーだけではないでしょうか。もちろ ん発進し、なんとなくコーナーを回って周回することはできますが、それを乗りやす いというのかどうかはわかりません。ちなみにNSR５００は今回、あるテスターの時 にかぶってしまいました。俺は究極のレーサーマシンでかぶらせるような走りをして る人が「市販車のように乗りやすい」ということに、なんの意味もないと思っていま す。俺のレベルでは鈴鹿でのNSR５００はものすごく神経質で難しいマシンでした。
Q：（試乗会場所の鈴鹿から）東京迄乗って帰ってよいと言われたら、３台のどれを 選びますか？
RC２１１V。
Q：乗って帰らなくてもいいから、”あげる”と言われたらどれがよいですか？
RC２１１V。
Q：おじさんにも運転できる代物なんですか？
運転はできます。運転は、できますよ。
Q：ユニットプロリンクって本当にいいんですか？
わかりません。某テストライダーとも話しましたが来期モデルからラジアルマウント のブレーキを採用する市販車が少なくありませんが「そんなの市販車に乗ってる人の ９割が効果を確認できない」ということです。また、俺はユニットプロリンク仕様 じゃないRCVに乗っていませんからよけいにわかりません。
Q：来シーズンのＧＰ出てもらえませんか？
現実的ではない質問ですね。しかし実は乗るまで「一回くらい４ｓｔGPを走ってみた いなあ」と思ってました。しかし乗りながら「ロッシはもちろん徹やダイジロは神様 だな」と思いました。トミンなら負けないと思いますが。ただ悔しいので「なあなあ 梨本塾って面白いのやってるからさ、来いよ♪」と徹を誘っときました。徹はたぶん 広報車のホーネットとかで来るでしょうからそのときはもて耐マシンを持ち込んで圧 勝したいと思います。
Q：それぞれどんな女性ですか？
彼女たちがどんな女かということはともかく、現実の世界でこんな女たちには跨りた くないです。
Q：600と750で走り込んでからというもの『じゃあリッタークラスの加速とはどんな もん？』と想像の加速感に浸っているとき、自然と起ってくる体になってしまったん ですが、３台の中で起つのはありますか？どんなところで起ちますか？
質問の意味がわかりかねますが、まず「起つ」とは勃起という意味でよろしいでしょ うか？もしそうならばチンコは下腹部ににメリ込んでました。メリ込みっぱなしでし た。夜になってようやく、生えたての竹の子のように真っ白になりながらかわいらし く顔を出しました。
Q：０〜４００ｍ何秒でしょうか？ 自分のバイクの加速力の比較ですごさを想像してみたく、、 よろしくお願いいたします。
これはご存知ミスター系雑誌で有名な仁斬り市川さんと「あの加速力をどう表現すれ ばいいのか、数値にするならどうなるのか」ということを話し合いましたが、具体的 なキーワードは出ませんでした。あえて「G」という単位を持ち込むことも浅はかで す。ただ市川さんは「バイクであれ以上の加速力を知ってるのはドラッグレースの トップクラスだけだろうなあ」と言ってました。しかしRC２１１Vはホイルベースも ジオメトリーもすべて、ドラッグレーサーよりもはるかに市販車に近似しています。 ストレートだけを走るタイヤを装着しているわけではないですし、パラシュートもつ いてません。ご自分のバイクの加速力との対比というのは確かに興味ある部分だと思 いますが、そういう概念そのものが無意味なのです。俺でさえ、これまでの自分のバ イク経験からRC211Vを何かに例える術を持ちません。隼の二乗。体感はそんな感じで す。それ以外ありません。それとゼロヨンのタイムは聞く事ができませんでした。
Q：国会にしょんべん引っ掛けた時代の長渕剛がＲＣ211Ｖに乗ったとして、これを題 材に彼ならどんな歌を歌いますか？
国会にしょんべんをひっかけに行こうと言い出したあたりから我らが長渕剛はおかし くなりはじめました。ですから当時の長渕はRC２１１Vに乗ることを拒絶しオウマ イッジーッと唄いながら取ったばかりのカーライセンスとジープとともにヨタヨタ羽 田に向かうでしょう。その湾岸線の後ろから、俺がRCVで長淵キックではなくウイ リーかかと落としを入れたいと思います。
Q：僕は震えが止まらぬ気の病に犯されたエブリデイ時代の長渕剛がＲＣ211Ｖに乗っ たとして、これを題材に彼ならどんな歌を歌うか知りたいです。
『焼けるようなオンボロなストマック苛つくほどの耳鳴りトランキライザー四錠か じっても眠れない夜を数え、負けた負けた自分に負けたアホホホ』と、まさしく同じ 歌を歌うでしょう。ただその直後に『お前の気の病と透き通るほどの静脈が、俺の魂 狂わせたああああああダンス、ダンスアゲイン、凍りついた俺の白いベッドでえええ えええ、俺はお前の喉元に唇を這わせお前は俺の胸に指を熱く合わせたああああああ ああけどファーラウェイッ、ファーラウェイフォミー、俺ったちのキャスティングミ スッ』を必ずや唄ってくれると思います。RCVでキャスティングミスすること、それ はすなわちグッバイ青春ということなのです。
